ぼかし肥料を作ってみたことはありますか?
ぼかし肥料とは、油かすや米ぬかなどを土やもみ殻に混ぜて発酵させた
有機肥料のことをいいます。
自分でぼかし肥料を作るには、好気性発酵させることが大事なようです。
この好気性発酵とは何なのでしょうか…。
気になりますよね。
そこでこの記事では、ぼかし肥料の好気性発酵について調べてみたいと思います。
合わせて、ぼかし肥料のお手軽な作り方や使い方などについても触れたいと
思います。
ぼかし肥料の好気性発酵について知りたい方のお役に立てますと幸いです。
EMぼかし肥料を自分で作る!用意する材料はこちら
早速、好気性発酵とは何なのか調べてみました。
こちらのサイトを参考にしています。
https://nouki.dmm.com/blog/2018/09/07/post-48/
好気性発酵というのは、空気に触れさせて発酵させる方法のことを言うのだそう
です。
反対に、空気に触れないように発酵させる方法は、嫌気性発酵と言うらしいです。
ぼかし肥料を作るときに、上記どちらも材料は同じなのですが、作業の量や
完成までの時間が違ってきます。
ここでは、好気性発酵での米ぬかぼかし肥料の作り方を説明したいと
思います。
必要な材料は、米ぬか、土着菌がついた土(もしくは発酵促進剤)、生ごみ、
肥料を入れる容器です。
作り方は、まず肥料を入れる容器に、米ぬかと黒土(腐葉土)を入れます。
次に、家庭で出た生ごみや油かすなどを混ぜます。
そこに、水分を調節しながら米ぬかを入れていき、全体をしっかり混ぜます。
また生ごみが出たら容器の中に加えながら、毎日混ぜ合わせます(10日間)。
この状態で1ヶ月ほどそのまま置いておいたら完成です!
しっかりと発酵させることで、良い状態の米ぬかぼかし肥料ができますよ。
毎日少しの手間はかかるかもしれませんが、継続して作ってみてくださいね。
そして、上記のようなぼかし肥料とは別に、EMぼかし肥料というものがあるのを
知っていますか?
このEMぼかし肥料についても調べてみました。
こちらのサイトを参考にしています。
https://emlabo.co.jp/guide/guide0402/
EMぼかし肥料というのは、有用微生物群であるEMによって有機物を発酵
させたものをいいます。
嫌気性発酵を利用して作るのが特徴です。
このEMぼかし肥料は、材料の種類によって2つに大別されます。
ひとつは、EMぼかしⅠ型というもので、米ぬかともみ殻を材料に作ります。
主に、水稲の秋処理や有機物・生ごみ発酵処理などに使われます。
もうひとつは、EMぼかしⅡ型というもので、米ぬかに油かすや魚かすなどの
窒素含量の多い材料を混ぜて作るのです。
こういった材料の違いがあるということを覚えておくといいかもしれませんね。
ぼかし肥料の使い方!元肥と追肥はどっちがいい?
ぼかし肥料の使い方もけっこう難しいですよね。
ぼかし肥料を使うタイミングには、元肥と追肥というのがあるのですが、
実際のところどちらのタイミングがいいのでしょうか。
これについて調べてみました。
こちらのサイトを参考にしています。
https://www.hyponex.co.jp/plantia/study/13428
元肥というのは、これから苗を植えたり、植え替えたりしようとしている土に
あらかじめまぜておく方法になります。
これにより、植物などが元気に育つ土台が出来上がるのです。
追肥というのは、種をまいたり、植え替えたりした後に、植物の生育状態に
合わせて栄養を補うために与える方法になります。
ぼかし肥料は、すでに発酵させている肥料なので微生物が多く、土に混ぜると
すぐに効果を発揮してくれます。
なので、元肥としても追肥としても使うことが可能なのです。
ただ、育てるものによって、追肥のタイミングや量が異なるので、これには
注意が必要ですね。
自分が育てたいものが決まったら、それの成長のために追肥をどのタイミングで
どれくらい行えばいいか、調べておくことが大切ですね。
まとめ
これまで、ぼかし肥料の好気性発酵とは何なのか、またぼかし肥料の作り方、
さらにEMぼかし肥料の材料の紹介、そしてぼかし肥料の使い方として元肥と
追肥のどちらがいいのかをお伝えしてきました。
ぼかし肥料の好気性発酵というのは、どういうことなのかおわかりいただけた
でしょうか?
単に発酵といっても、種類があるということがわかると、少し難しい印象を
抱く方もいるかもしれませんね。
ですが、ぼかし肥料の作り方は色んな方法や、やり方があるので、自分が
用意しやすい材料だったり、作り方を実践するといいのではないかと思います。
ぼかし肥料が完成するまでには、手間と時間も多少かかりますが、これをすることで
植物などが上手く成長できます。
このことを知っていると、ぼかし肥料作りも頑張れそうですよね。
また、ぼかし肥料の使い方についても気を付ける必要がありますね。
元肥と追肥のどちらにも使えるということはわかりましたが、お伝えしてきた
ように育てるものによっては、ぼかし肥料を追肥にしない方がいいということも
あるようです。
すべてが同じようにいくというわけではないので、その植物に合った方法で、
上手くぼかし肥料を使いたいですね。
ぜひ、ぼかし肥料作りにチャレンジしてみてくださいね。
コメント